台風,サイクロン,ハリケーンの違いは?

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日本で夏の風物詩とも言える台風

英語でも台風の事は”Typhoon”と呼ばれてます。

台風って日本だけの物なのでしょうか?

そう言えば台風みたいな自然現象をサイクロンやハリケーンって呼んでいる

地域もありますが台風といったい何が違うのでしょう?

先日、子供に

「パパ サイクロンってなに?」と聞かれたのに一念発起

台風、サイクロン、ハリケーンの違いを調べてみました。

台風 サイクロン ハリケーン 違いは何?

ずばり3つの違いは呼び名だけです!

驚きですよね。構造的に違うのかな?と思いきや

そもそも3つは、根本的には同じ熱帯低気圧なんです。

では何故呼び名がちがうのでしょうか?

それは住む場所が違うと言葉が違うように、熱帯低気圧が

発生している場所で呼び名も違うのです。

では

世界的にみて どの範囲で台風と呼ばれ どの範囲でサイクロン、

そして ハリケーンと呼ばれているのか調べました。

分布図をご覧下さい!

台風 サイクロン ハリケーン分布図
裏町猫背作

クリックすると大きな図へと拡大されます。

台風と呼ばれている所は案外小さいものですね。思ったより

聞き慣れないサイクロンの範囲が広いのにビックリです。

ところで熱帯低気圧はどうやってできる?

台風、サイクロン、ハリケーンが熱帯低気圧と言うのは分かりましたが

それでは熱帯低気圧とはいったいぜんたいどうやって

生まれるのでしょう?調べてみました。

熱帯低気圧は赤道近くの海域で海温

25度以上の時に海水が蒸発し

積雲になり、それがいくつも重なり積乱雲になりと

台風、サイクロン、ハリケーンの元となる原型、

熱帯低気圧が形成されていきます。

日本にくる台風の多くは北緯8度から16度付近の

マリアナ、カロン、マーシャル諸島近海の海上で生まれます。

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33mを越えると台風?

世界基準では、64kt(ノット)、風速33m/s

1秒間に33m吹く風を積乱雲がまとうようになると

それぞれのエリアで台風、またはハリケーンと

呼ばれるようになります。

サイクロンに関しては風速17.2m/sを越えた時点で

サイクロンと認定されます。

世界基準では台風は64kt以上(33m/s)ですが、日本(基準)では、

熱帯低気圧のまとう風が34kt(17.2m/s)になると台風と認定しています。

台風の名前

台風やサイクロン、ハリケーンって人の名前のようなものが

知らず知らずのうちに付けられてますが一体誰がどうやって

決めているのでしょうか?

命名に関して少し違いがありました。

  • 台風名
  • 台風委員会加盟国(14カ国)で予め決めている140個の名前を

    順番に台風につけていきます。

    1年間の台風発生平均は25.6個ぐらいですので4,5年で一巡するので

    1巡目が終わると最初に戻りまた140番まで名前をつけていきます。

    台風の名前

  • サイクロン名
  • オーストラリの方で命名しています。募集等をして命名しているので

    中にはKOJIなんて言う日本人の名前などもあります。

    サイクロンの名前リスト

  • ハリケーン名
  • ハリケーンはWMO(World Meteorological Organization 世界気象機関)が

    決めています。

    ハリケーン名前リスト

台風がサイクロンに変わる?

熱帯性低気圧は北半球では反時計回りに回りながら

周囲の空気を吸い上げて進んで行きます。

進行方向は発生場所界隈の気圧配置などで変わって行きます。

そしてもしも その熱帯低気圧がそれぞれのエリアを

またいでしまった場合は何と呼ぶのでしょうか?

なんと呼び名が変わるのです!

例えば、台風が東経100度を越えて侵入するとサイクロンと

呼び方が変わり、ハリケーンの進路方向で北西太平洋に

ハリケーンが入ってくると台風と名称が変わります。

面白いですね。

まとめ

台風、サイクロン、ハリケーンをまとめて表にしてみました。

  台風
Typhoon
サイクロン
Cyclone
ハリケーン
Hurrricane
各名称で呼ばれるエリア。 北西太平洋、南シナ海

北半球の東経100度から
東経180度

インド洋北部、南部、太平洋南部、オーストラリア近辺

東経100度
西のインド洋とその周辺の北半球及び南半球全域

大西洋北部、
太平洋北東部、太平洋北中部

北半球の西径180度より東

南半球の東経160度より東

熱帯低気圧として発生後移動して他のエリアに入ると、そのエリアの名前に変わります。

例えば、台風が東経100度を越えて侵入するとサイクロンと呼び方が変わり、ハリケーンの進路方向で北西太平洋にハリケーンが入ってくると台風と名称が変わります。

大きさ 大型(大きい)半径500km~800km未満
超大型(非常に大きい)800km以上
500km未満は大きさの表現をしない。
強さ(風速) 強い      33m~44m/s
非常に強い  44m~54m/s
猛烈な    54m/s以上
それぞれの名称で呼ばれる為の最低限の風速。 日本では風速17.2m/s以上(34kt)

世界標準では33m/s以上
(64kt)

17.2m/s以上
(34kt)
33m/s以上
(64kt)
名前 命名されます。

台風に関しては、その年の最初に発生したものを1号とし数えます。また台風委員会加盟国(14カ国)で選んだ140個の名前を順番に発生した台風につけて行きます。ただし、大きな被害をもたらした台風には台風委員会加盟国から要請をうけ台風委員会が名前を変更します。

ハリケーンもアメリカWMOが6年分んぐらいのネームリストを保有し回しています。

サイクロンはオーストラリアの方で随時名称を募集追加し付けて行きます。

台風、サイクロン、ハリケーンの違いはいかがでしたでしょうか?

全部、同じ熱帯低気圧だったなんてビックリですね。

これだけ知っていれば子供に突然「サイクロンって何!」って聞かれても

大丈夫!問題ないです!

親の威厳をいつまでも守りたい

何でも知っているカッコいいパパになりたい。。

裏町猫背(ウラマチネコゼ)でした 笑

最後までお読み頂き有難うございました。