スサノオ、追放され姉アマテラスのもとへ!

スサノオ、追放され姉アマテラスのもとへ!しかし、そこで大事件が…

父であるイザナキに追放されてしまったスサノオ。
彼は、亡き母イザナミに会いたい一心で、根の国(黄泉の国)へ向かうことを決意します。

しかしその前に、姉であるアマテラスに最後の挨拶をしようと、神々が住む高天原(たかまがはら)に立ち寄ることにしました。

突然の訪問に、姉のアマテラスはビックリ!
「暴れん坊の弟スサノオが、一体何をしに来たの!?」と、高天原を奪いに来たと勘違いし、武装して戦闘準備万端で弟を待ち構えます。



身の潔白を証明する「誓約(うけい)」

スサノオは、高天原を奪うつもりなど毛頭なく、ただ別れの挨拶をしに来たと必死に説明します。
そして、「どうしても信じられないなら、お互いに『誓約(うけい)』をして、身の潔白を証明しよう」と提案しました。

誓約が始まり、まず姉のアマテラスが、スサノオの持っていた剣を三つに折り、川の水で清めてから口に含み、息を吐き出すと、そこから三人の美しい女神が生まれました。

次にスサノオが、アマテラスの首飾りの勾玉(まがたま)を同じように清めて口に含み息を吐くと、今度は五人のたくましい男神が生まれたのです。


勝利に調子づいたスサノオ、大暴走!

スサノオはこれを見て、「俺の勝ちだ!優しい女神が生まれたのは、俺の心が潔白な証拠だ!」と勝利を宣言。
(※持ち物から生まれた子の性別で潔白を判断するというルールでした)

潔白が証明された嬉しさのあまり、スサノオの「やる気スイッチ」はとんでもない方向に入ってしまいます。
勝利に酔いしれた彼は、高天原をメチャクチャにし始めました。

神聖な田んぼの畦(あぜ)を壊したり、水路を埋めたり、あろうことか神殿に糞をまき散らしたりと、その悪行はエスカレートするばかり。

そしてついに、まるでYahoo!トップニュースに載るような、とんでもない大事件を起こしてしまうのです…。

神様なのに神殿でウンコを撒き散らすなんて。BDの飯田さんも先日、うんこって言ってましたね。強者って そう言うの好きなんですかね。スサノウと言えばヤマタノオロチの話が有名すぎて英雄と思いきや 面白くないですか実はこんな過去があったなんて。まだまだお話は続きます!是非またお越しください。