細菌とウイルス 今更聞けない 違いはこれだ!

細菌とウイルスをご存知ですか?

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単刀直入ですが

細菌とウイルス違いってご存知ですか

なんだか違うんだろうなとお思いの方や

細菌と同じだよね?と言う方

細菌を英語でウイルスだよね?と言う方

両方とも病原菌だよねと言う私

などなど。。突然聞かれてもゆっくり聞かれても

正直、細菌とウイルスの違いってよく分からないですよね。

毎年訪れる風邪ピーク時やノロ大量発生時期など

年に何度か「細菌、ウイルス」と耳にした

人も少なくないと思います。

細菌とウイルスの違いを知りたい方の為に(私も含め)
リサーチしてみました。

細菌とウイルスの違い

まずは図にしてみました。

  細菌 ウイルス
大きさ
人細胞と比べて

人細胞:
6μm~25μm
0.006mm~0.025mm

人細胞の10分の1 人細胞の100分の1から
200分の1
細胞がある? ある ない
人細胞に寄生する。
薬?治療方法 殆どある。 一部予防接種があるが、
ほぼ未だ開発段階
抗生物質 効果あり 効果無し
おもな病原体 ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、ボツリヌス菌、レンサ菌、破傷風菌、結核菌 ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルス、コロナウイルス、ヘルペスウイルス、HIV、肝炎ウイルスなど
おもな病名 感染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌、O157、結核、破傷風、敗血症、中耳炎 感染性胃腸炎、インフルエンザ風邪症候群、風疹、水痘、肝炎、帯状疱疹、エイズ
手洗い・うがい予防効果 効果あり 効果無し

実際に細菌とウイルスの大きさって?

細菌とウイルスってとても小さいのは分かりましたが

μミリ(マイクロミリ)単位で聞いても

普段生活に全くと言っていい程、出てこない単位ですので

表だけでは
ピン!っと来ないですよね。

大きさの雰囲気が掴みやすいように絵を描いてみました。
細菌とウイルスの違い

ウイルスってこんなに小さいんですね。

ではもう少し細菌とウイルスの違いをリサーチしてみたいと思います。

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細菌とウイルスの違いを分かりやすく

まず一番大きな違いは細菌には

自分の細胞があるのに ウイルスは自分の

細胞がないと言う事です。

これは大変大きな違いでこの個々が細胞を

持っているか否かが理由で薬(抗生物質)が効くのか否かきまります。

抗生物質が効かない

細胞には効く抗生物質もウイルスには効かないのです。

細菌でも抗生物質が効かない菌の事を耐菌と言いますが、

これらの耐菌はもともと抗生物質が効いていた菌です。

世代が変わる事で耐久性が生まれ抗生物質が

効かなくなった菌なのです。

細菌は人や動物の体内に入ると独自の細胞分裂を繰り返し
繁殖します。

一方、ウイルスは自分の細胞を持っておりませんので
人細胞の中に入り込み寄生し、

人細胞の力をつかって増殖します。

そして人細胞が破裂するまで増殖をし続けます。

増殖により破裂した人細胞から沢山の

ウイルスが飛び出し次の人細胞へと寄生していくのです。

この個々の細胞を持っているか否かが理由で

細菌へは抗生物質で直接攻撃できるのに対し

人細胞の中で増殖するウイルスを 人細胞をキヅつけず

攻撃、撃退する事はできませんので現在、ウイルスに対する

特効薬は無いのです。

ではどうやってウイルスを人は撃退しているのでしょう?

それは、発熱なのです。

ウイルスは40度の温度で死滅します。

風邪で人が熱を出すのはこう言う理由もあるのですね。

予防接種はなんなんだ?

インフルエンザなどの予防接種は効果ないのか?

ウイルスに特効薬が無いと言うのなら?

インフルエンザなどである予防接種は一体なんなんだろう?

調べてみました。

予防接種とは無毒化したウイルスを体に入れて、

ウイルスの情報を体に覚え込ませます。

そうすると感染したときに、急激にウイルスが増殖するのを

おさえる事ができるからです。

ワクチンとは自己免疫力を利用した物で、予防接種をして

ウイルスを完全にブロック出来る物ではないのです。

ウイルス感染した際症状が和らぐと言う事なのです。

まとめ

細胞とウイルスの違いはいかがでしたでしょうか?

誰かの口や鼻から飛び出したウイルスや細菌は

吸い込む事により他の人の体に侵入します。

手洗いうがいで予防できるのは細菌だけ!

ウイルスは予防できないのでくれぐれもインフルエンザなどが

流行った時はなるべく人が多い場所に行くのは避けましょう。

最後までお読み頂きありがとうございます。

裏町猫背(ウラマチネコゼ)でした。